よくある質問 FAQ
- Q1ハーモニカは何種類もあるようですが、何を選べばよいですか?
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メロディを吹く主なハーモニカは、複音、テンホールズ、クロマチックの3種類に大別されます。
ハーモニカの構造やつくりの違いから、音色、音域の違い、大きさや重量の違いがあります。選び方としては
①吹きたい曲のジャンルは何か?
②好みの形状やデザインはどれか?
③値段で選ぶ
などです。
好きな曲の音源でアーティストは何を使って吹いているか、調子(音の高さ)は何かなどを調べてみて購入されるのもいいでしょう。
各メーカーのラインナップは当店のハーモニカカタログをご覧ください。
- Q2複音ハーモニカの特徴は何ですか?
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複音ハーモニカは上下2段に仕切られた穴が横に並ぶ構造で、わずかにピッチのずれた2枚のリードが音のうねりを生んで、独特のやわらかなトレモロ音をつくります。
昔から日本で最も親しまれ、発達してきたハーモニカで、およそ3オクターブの全音階が吹けます。長調のハーモニカに加え、短調が吹けるハーモニカもあって、それぞれ調子は長調、短調とも普通は12本づつ、全24調子のハーモニカがあります。
- Q3吹きたい曲のジャンルに最適なハーモニカとは何ですか?
- 例えば童謡や唱歌、日本の名歌や演歌などは、トレモロ音の響きが特徴でもある複音ハーモニカを、ブルースやカントリー、アコースティックな曲、又はパワフルでエッジを効かせて吹きたいロックなどは、木製か又は金属製のテンホールズを。クラシックやジャズなど半音を多用する曲にはレバーの操作で半音が出るクロマチックハーモニカがおすすめです。
- Q4複音ハーモニカには沢山の調子がありますが、初めは何を購入したら良いですか?
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複音ハーモニカには最低24調子もありますが、全部を使う必要はありません。初めの1本を選ぶなら、独奏で楽しむ方は大人の平均的な声の高さのA 調を、(伴奏楽器と一緒に演奏する時などはそれより少し高い音ですがC調を。)
次に、短調を吹くためのAm調、次に半音用にA#調(Cを選んだ方はC#)を買い足して、まずはこの合計3本があると何の曲でも吹けます。
あとは音の高さで選んでいきます。
- Q5テンホールズハーモニカは10個の穴しかありませんが、一本で全部が吹けるのですか?
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真ん中の4つの穴ではすぐにIオクターブの音階が吹けます。
両サイドのうち無い音階の部分はベンド奏法という息の入れ方、吸い方で、音を曲げて作ります。
自分でしか作り出せない魅力的な音を醸し出すことができるのです。
手のひらの中に収まる小さな楽器、そこがテンホールズハーモニカの面白さです。
- Q6クロマチックハーモニカには長さが色々ありますが...
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音域によって12穴(3オクターブ)14穴(3オクターブ半)16穴(4オクターブ)の種類があります。
通常は12穴が基本ですが、他の楽器とセッションする様な時や、沢山の音域が欲しい時に、低音部が多いものを選びます。
音階はテンホールズハーモニカと同じく、1穴2音(同じ穴を吹いてド、吸ってレの順)で追っていきますが、半音についてはレバーを押せば全て出るのがクロマチックハーモニカの特徴です。
- Q7ハーモニカのお手入れについて教えてください
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吹く前はまずお口の歯磨きを。ハーモニカは吹く初めと終わりに、カバーや吹き口を各メーカーから販売されている専用の消毒クリーナーで拭き取ります。
樹脂製の複音ハーモニカは中のリードを痛めない程度に軽い水洗いもできます。木製はできないので表面の掃除程度となります。
修理、調律は各メーカーに出してやってもらうことができます。
- Q8ハーモニカサークルや教室に入りたいのですが、ハーモニカ以外の必需品はありますか?
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机に座って練習するときの姿勢を保つために卓上用の譜面台、又は立奏用の譜面台、ハーモニカの手入れする消毒クリーナー、拭き取り用ハーモニカクロス、楽譜を入れるファイル、そして本数が増えていったら収納する持ち運び用のハーモニカケースなど。
その他ハーモニカ専用の教本や楽譜集、メトロノーム、調律器具、マイクやアンプなど、上達の為の道具が沢山あります。いずれも当店の関連グッズカタログを参考にご相談ください。